12月の講演は芭蕉研究家で書家の江口宏氏による「奥の細道事始め」で、

今回は「奥の細道」に至る芭蕉の生きざまについてのお話しでした。

芭蕉は人生を大夢と信じた世捨人、「徘諧など生涯の道の草にしてめんどうなものなり」と

語りながら草庵と旅と連句の場を生きることによって、その「生涯の道の草」に芭蕉ほど

真剣になった人は滅多にないのではないであろうか・・・。

3回シリーズで次回は「奥の細道の旅」を予定しております。