12月は「南校の未来と砥部分校問題」について、松山南校元校長の畑野先生による状況報告と(1期)わたなべひろこ先生の基調講演に続いて、参加者22名による活発な意見交換を行いました。その結果、わたなべ先生の提唱される「本校と一体となって未来型の南校にしていこう。分割/統合、カリキュラム、関東支部の対応などについて考えていこう」との提案に全員の賛同を頂きました。
(わたなべ先生の講演要旨)
昨年7月に、愛媛県教育委員会より、県立高校振興計画案が出されま
した。これによると県立松山南高校砥部分校は、生徒の減少化にともない伊
予高校と吸収統合し新たにデザイン科を設置する計画が提示されました。
地元をはじめ関係者の努力により企業と提携してゲームクリエーションコー
スの新設などを条件に、5年間の猶予を与えられました。
しかし単なる人数合わせだけで解決する問題ではなく、高校教育における真
の教育とは何か、教育の理念を問い直し、教育の主体性を守り、文化国家日
本の未来を拓く高校教育を推進するべきと思います。