梅雨も明けないうちから猛暑が続いていましたが、梅雨明けと共に全国的に酷暑と豪雨に見舞われています。
久し振りに浜離宮迄お集まりいただき、和やかに無事夏の句会が終りました。
暑い中本当にお疲れさまでした。
俳句は座の文芸と言われるように、とても貴重な意見が沢山出て来て有意義な時を過ごせたと思います。回を重ねる毎の上達が素晴らしいと思いました。
出席者
西岡道雄 鷹尾冨貴江 奥山泰男 鶴岡道夫 濱田 人 二浪誠一 伊藤規志子
神野昭子
欠席投句者
大西和夫 坂井卓 岡田政紀 菊池ひろ子 柴垣 幹 白井宜子 竹内幸宏
早川いづみ
松山から 河本 環 徳田千秋 安井由美 合計19名(敬称略)
神野は全句の作者が分かっていますので、選はしておりません。
一人一句は神野昭子選として同窓会のSNSに投稿します。
本日は、雷の兼題でしたが、雷は「神鳴り」つまり音が中心に考えられ、稲妻は空中の電気が放電されることにより閃く電光。そこで雷は夏の季語、稲妻は秋の季語です。
朝顔市は入谷の有名な市があるため夏の季語。しかし朝顔は秋の季語とされています。
これは説明句だとか報告句と言われた句でも、切れによって生まれ変わる事も有ります。
この句の切れは何処にあるか、考えながら作句、選句をして下さい。
今月の最高点は
遠雷もジャズに聞こゆる逢瀬かな 泰男
旅宿の下駄しのばせて螢待つ 宜子
雷に女の仕草見せにけり 千秋
次回の秋の句会は10月24日(木) 向島百花園です。兼題は「吾亦紅」です。