5月の講演は俳人の(5期)池内けい吾氏の「子規の友人たち」でした。
「筆まかせ」にリストアップされた多彩な友人たちとの交わりを通して、
子規の人生を語られた。
真之とは小学校からの付き合いで、真之が米国に留学するときに
「君を送りて思うことあり蚊帳に泣く」と詠んだほど深い交わりがあった。
漱石とは生涯の友となり、子規から俳句を学び、
愚陀仏庵は日本文学の発祥の地ともいわれるほど。
「ほとゝぎす」を創刊した極堂は子規や漱石を世に出した重要人物であったなど。
子規のネットワークはすごく、人を引き寄せる力を持っていた。
郷土のお話であり、大変興味のある内容でした。