・ 今年最後のフォーラムには21名が参加され楽しい会となりました。

12月の講演は芭蕉研究家の江口博氏による「おくの細道 北國街道をゆく」でした。

“古池や”の蕉風開眼の句を持ち、常に「雅」と「俗」の境域を極め、「詩」の新しい世界を開けるとの理想をもとめ、北国街道で源氏物語の「夕顔」を舞台に「かるみ」の世界を描いた。

高く悟って俗に返るべし、風狂はその言葉をいえり虚に居て実を行う。

福井の地にて“名月や北國日和定なき”

時間不足でやや未消化のところもありましたが、シリーズ4をご期待ください。