10月のフォーラムは、パリで芸術家として活躍中の22期濱田亨氏のお話。
19歳で単独でパリに旅立ち、ローマ、ブリュッセルと旅をし、幸運にも恵まれ、
芸術家としての評価も得、25歳でフランス人と結婚、パリにアトリエを構え、
彫刻家と画家としての地位を固めた。
大理石を彫って磨いて削って磨いて彫刻を作ったり、キャンパスに何かわけの
わからないものを描いたり、作品は営々とした努力の積み重ねの上に、漸く残
った精進の結晶である。自分の師はミケランジェロとピカソ。
自分の心を打つものでなければ良い作品、とはいえないとのこと。